協同組合

 協同組合は、共通する目的のために個人あるいは中小企業の経営者が集まって、組合員となって事業体を設立して共同で所有し、民主的な管理運営を行なっていく相互扶助組織です。
例えば、生活協同組合(生協)、農業協同組合(農協)、漁業協同組合(漁協)などは有名ですが、小規模の企業が団結した引越しセンターや物流倉庫、街の商店街なども挙げられます。
 日本の法人税法上の内国法人では協同組合等(きょうどうくみあいとう)と呼ばれ、全所得に対して、軽減税率の適用を受けることができます。また、事業分量配当金の損金算入が認められており、税法上においても有利な組織であると言えます。